麻酔をかけない歯石取りを受ける前に必ずお読みください。
歯みがきにプラスする予防ケアです
麻酔をかけないデンタルケアは、歯についてしまった表面の汚れを取る シンプルなお手入れです。治療ではありません。
- 歯茎の溝に隠れている “隠れ歯石”や“歯周ポケットの中の細菌” を取る治療はできませんので、獣医さんにご相談ください。
- すでに歯周病が進行してしまったワンちゃんには動物病院での治療が必要です。お口の状態によっては病院をおすすめする事もございます。
ケアが難しいケースの例
以下の場合、ケアを中断させていただくこともございますので、あらかじめご了承ください。
- 歯磨きの習慣がなく、お口の中を触られることを極端に嫌がったり、 噛みつきが出てしまう場合。
- 極度の緊張がみられたり、ケア中に以下のような体調の変化がみられる場合。 (呼吸があらくなる、速くなる、チアノーゼなど)
健康チェックのお願い
ワンちゃんの体調に不安がある子、持病がなくても高齢犬やストレスに 弱い子はケアを避けた方が良い場合もございます。
- 既往歴 (過去の病気・怪我)、現在治療中の疾患がある場合は必ず事前にお伝えください。
- 季節の変わり目、気圧の変化はワンちゃんも体調を崩しやすいです。下痢や嘔吐の症状の他、いつもより食欲が落ちたり、散歩を嫌がったり…。ちょっと元気がないかな?と感じた時は無理をせずケアを避けてあげましょう。
- 元気であっても、いつもより食欲が落ちていたり、お散歩を嫌がったり、ちょっとした変化も何かのサインの場合も。些細なことでもお伝えください。
- 負担を最小限に抑えたワンちゃんに優しいケアですが、トリミングと同程度の多少のストレスは避けられません。ケア後はお水を飲ませてゆっくり休ませてください。 特に高齢犬や免疫力が低いワンちゃんは、ケア後の体調変化に注意しましょう。
- 高齢のワンちゃんは、獣医さんでの健康診断の後のケアをおすすめします。
愛犬と長く健やかに一緒に過ごすために。 1歳を過ぎたら年に1回、7歳頃からは年に2回の定期検診を!